自転車は車両に含まれるため、原則、車道の左側を通行するのが正しい。標識や標示で自転車の通行が認められている場合には歩道を通行することもできる。
自転車はエンジンが付いておらず、電動モーターが装備されていても速度の出せるものではない。特別に免許を取得する必要もない。そうしたことから車両としてではなく、歩行者寄りにとらえるような意識が生じ、自転車が車道を走っていると邪魔に感じるかもしれない。自転車は車両であるから車道を走るのは当然である。自転車が車道の左側を走行しているときは、他の車両と同等に扱う。
最近の自転車はかなり速いものも見かけるが、それでも自動車との速度差が生じることが多い。追い越し時には接近して煽り運転気味になってならないのは当然であるが、自転車の後方で待機し、対向車が切れたところで、十分な余裕をもって追い越しを行いたい。
また、自転車を追い越すバイクを自動車で追い越してはならない。2重追い越しは、いたずらに危険と混乱を作り出す。バイクの立場で考えると、追い越しと追い越されを同時に実行することを強要される。バイクは追い越されるだけだから、何も考えなくても良いかというと、そうはいかない。後方から追い越す自動車があるとなれば、いやでも警戒せざるを得ない。バイクの運転手は周囲の交通に無頓着でいられるほど下手ではない。むしろ自動車が下手なことをせずとも、バイクが追い越すのを待った後に、あっさりと追い越せばよい。
自転車は左側通行どころか右側だろうがどこだろうがお構いなし。権利を守れといっても義務を果たしていないではないかと言われるかもしれない。自転車側の運転マナーについてはいずれ取り上げるつもりだが、今は自動車側の立場として、とりあえず自転車は運転マナーが極めて悪いものだと決めつけて運転するのが現実的である。自動車のドライバーは、自転車のマナーの悪さ、運転の無茶苦茶さにはすべて目をつむり、自転車に対して全面的に譲る心構えであってちょうど良い。
2010年6月1日火曜日
右折は交差点の中心の内側を回る
「伊予の早曲がり」といわれる交差点での右折方法がある。愛媛県で多いのでこうした名前がついたらしい。
交差点で直進車より早く右折してしまおうと、急発進してショートカットするような右折の方法だ。
右折するときは、もちろん直進車が優先し、交差点の中心の内側を回るのが正しい。
右折専用の車線がある場合はその車線に入り、ない場合にも右端に寄せ、交差点の中心の手前まで前進する。直進車が途切れたなら、右にハンドルを切って右折する。交差点と言っても4方向に分かれるものだけでなく、T字型でも同じである。
交差点の中心まで行かず、青信号に変わる前に停止位置から斜めに発進し、直進車の前を横切って右折するようなやり方は、直進車と右折車の典型的な衝突事故が考えられるが、それ以外にも右折した先の横断歩道での事故や、右折した先の見通しが悪い場合には、そこにいる車両と衝突する危険性がある。純粋に慌てているというだけでも事故のリスクを高める。
こうした車が信号待ちで対向の右折レーンにいる場合、信号が変わる前から前進してくることがある。気づいた直進車は、そうした哀れなドライバーのために、加速を遅らせて進路を与えるだろう。そのお礼に交差する道路から信号の変わり目を猛スピードで飛び出してくる車があれば、見たくもない派手な交通事故ショーを見せられるかもしれない。
センターラインのひかれた道路で、対向車線を横断して右折する場合でも、曲がる先の道路の延長線上のところまで行ってセンターライン寄りに止める。対向車がないこととともに、曲がる先に障害がないことを確認して右折する。ここで曲がる先の道路の延長線上まで行かず、(多くの場合、迫り来る直進車に先だって横切ることをもくろんで)手前から曲がる先目がけて斜め横断すると、曲がった先の道路状況が分からないことがある。こうした交差点では、曲がった先から出てくる車の方で一時停止になっていて、普通のドライバーは一時停止するだろうから、結果的には難を免れられる望みがある。一時停止した車は斜め右折で無理に入ってくる車に対しても慈悲を与え、進路を開けてくれるだろう。ただ、自転車や原付バイクは左寄りを走るので死角から出てくることがある上、車幅が狭いので発見が遅れる。一時停止するかどうかもあやしいので、事故回避は極端に難しくなる。斜め右折で突撃する前には、神に祈ることも忘れてはならないということである。
酷いのになると、正常な右折待ちをする車の後ろから右折する車まである。この場合、直進車が途切れているだろうから、前の車も同じように右折する可能性がある。そうした無茶をする車が後ろにいることを前の車は予測していないだろうし、信号機や対向の直進車の切れ目、曲がる先を確認するのに忙しくて後方の車の心配などしていない。同じ右折先に2台の車が加速しながら突っ込む状況が想像できる。運良く前の右折車が危険を察知できた場合、衝突回避のため、後方から強引に右折する車にやむなく進路を譲り与えることもありえる。
危険な右折をして、図々しくも他人の情けの元で非常識を押し通すのは、さぞかし気分がよかろう。
交差点で直進車より早く右折してしまおうと、急発進してショートカットするような右折の方法だ。
右折するときは、もちろん直進車が優先し、交差点の中心の内側を回るのが正しい。
右折専用の車線がある場合はその車線に入り、ない場合にも右端に寄せ、交差点の中心の手前まで前進する。直進車が途切れたなら、右にハンドルを切って右折する。交差点と言っても4方向に分かれるものだけでなく、T字型でも同じである。
交差点の中心まで行かず、青信号に変わる前に停止位置から斜めに発進し、直進車の前を横切って右折するようなやり方は、直進車と右折車の典型的な衝突事故が考えられるが、それ以外にも右折した先の横断歩道での事故や、右折した先の見通しが悪い場合には、そこにいる車両と衝突する危険性がある。純粋に慌てているというだけでも事故のリスクを高める。
こうした車が信号待ちで対向の右折レーンにいる場合、信号が変わる前から前進してくることがある。気づいた直進車は、そうした哀れなドライバーのために、加速を遅らせて進路を与えるだろう。そのお礼に交差する道路から信号の変わり目を猛スピードで飛び出してくる車があれば、見たくもない派手な交通事故ショーを見せられるかもしれない。
センターラインのひかれた道路で、対向車線を横断して右折する場合でも、曲がる先の道路の延長線上のところまで行ってセンターライン寄りに止める。対向車がないこととともに、曲がる先に障害がないことを確認して右折する。ここで曲がる先の道路の延長線上まで行かず、(多くの場合、迫り来る直進車に先だって横切ることをもくろんで)手前から曲がる先目がけて斜め横断すると、曲がった先の道路状況が分からないことがある。こうした交差点では、曲がった先から出てくる車の方で一時停止になっていて、普通のドライバーは一時停止するだろうから、結果的には難を免れられる望みがある。一時停止した車は斜め右折で無理に入ってくる車に対しても慈悲を与え、進路を開けてくれるだろう。ただ、自転車や原付バイクは左寄りを走るので死角から出てくることがある上、車幅が狭いので発見が遅れる。一時停止するかどうかもあやしいので、事故回避は極端に難しくなる。斜め右折で突撃する前には、神に祈ることも忘れてはならないということである。
酷いのになると、正常な右折待ちをする車の後ろから右折する車まである。この場合、直進車が途切れているだろうから、前の車も同じように右折する可能性がある。そうした無茶をする車が後ろにいることを前の車は予測していないだろうし、信号機や対向の直進車の切れ目、曲がる先を確認するのに忙しくて後方の車の心配などしていない。同じ右折先に2台の車が加速しながら突っ込む状況が想像できる。運良く前の右折車が危険を察知できた場合、衝突回避のため、後方から強引に右折する車にやむなく進路を譲り与えることもありえる。
危険な右折をして、図々しくも他人の情けの元で非常識を押し通すのは、さぞかし気分がよかろう。
速度を出さないのは取締り対策以外に理由がない
いつも疑問に思うのは、多くのドライバーは何を基準に走行速度を決めているのかということである。
例えば周囲の交通に合わせていると、取締り圏内の速度になることがある。先頭車両だけが捕まるというものでもないだろうから、ついていくわけにはいかない。
直線で何もない道路であれば、どんなに運転が下手でもいくらでも速度を出せる。見ているとそうしたところでは取締り対象になりえる速度で走行する車が絶えない。警察の立場ならかっこうの待ち伏せポイントになるだろう。そうした速度で走行することはリスクと背中合わせである。
実際のところ、今時の自動車の性能から考えると、少々速度オーバーしてもただちに危険な状態になることはない。幹線道路等の制限速度50km/hのところでは、100km/hを超える速度で走ろうとも十分安全と思えるようなところもある。健康な若い人であれば、多少速度オーバーしてもほぼ問題がないことが多いとまで言い切ってしまおう。
普通に運転していれば、速度違反をしてしまうのだ。
しかし、速度を出すわけにはいかない、実質的に速度を出してもなんの問題がないとしても速度を出すわけにはいかないのだ。それは唯一にして最大の理由。単に取締り対策ということだけだ。これ以外に速度を出さない理由はない。
本当は制限速度というのは安全のためのものであるのだが、ドライバーの率直な気持ちとしては、かなり余裕を持たせてあるように感じる。取締りがなかったら、現在の制限速度を大幅に上回る速度で走行することだろう。
速度違反を正当化するつもりはない。だが非現実的な綺麗事だけ並べるつもりもない。
取締り対象にならない速度で走行している車に対し、煽り運転をしているドライバーがいる。明確な理由や基準を持って運転している車に、どんなに煽り運転をしても速度が上がることはない。ならばペースリーダーを任せて後ろからついていくのがいい。もちろん、自らが速度違反するために、前方の車に何かを求める道理はない。
例えば周囲の交通に合わせていると、取締り圏内の速度になることがある。先頭車両だけが捕まるというものでもないだろうから、ついていくわけにはいかない。
直線で何もない道路であれば、どんなに運転が下手でもいくらでも速度を出せる。見ているとそうしたところでは取締り対象になりえる速度で走行する車が絶えない。警察の立場ならかっこうの待ち伏せポイントになるだろう。そうした速度で走行することはリスクと背中合わせである。
実際のところ、今時の自動車の性能から考えると、少々速度オーバーしてもただちに危険な状態になることはない。幹線道路等の制限速度50km/hのところでは、100km/hを超える速度で走ろうとも十分安全と思えるようなところもある。健康な若い人であれば、多少速度オーバーしてもほぼ問題がないことが多いとまで言い切ってしまおう。
普通に運転していれば、速度違反をしてしまうのだ。
しかし、速度を出すわけにはいかない、実質的に速度を出してもなんの問題がないとしても速度を出すわけにはいかないのだ。それは唯一にして最大の理由。単に取締り対策ということだけだ。これ以外に速度を出さない理由はない。
本当は制限速度というのは安全のためのものであるのだが、ドライバーの率直な気持ちとしては、かなり余裕を持たせてあるように感じる。取締りがなかったら、現在の制限速度を大幅に上回る速度で走行することだろう。
速度違反を正当化するつもりはない。だが非現実的な綺麗事だけ並べるつもりもない。
取締り対象にならない速度で走行している車に対し、煽り運転をしているドライバーがいる。明確な理由や基準を持って運転している車に、どんなに煽り運転をしても速度が上がることはない。ならばペースリーダーを任せて後ろからついていくのがいい。もちろん、自らが速度違反するために、前方の車に何かを求める道理はない。
登坂車線での攻防
山道の上り坂で登坂車線と呼ばれる走行レーンのあるところがある。トラック等の登坂力が弱く、速度の出ない車両が登坂車線に逃げることで、交通の流れを良くするためのものである。
登坂車線のあるところになると急に加速する車がある。それまで遅い車によって速度が制限されていたのを、通常速度まで加速するというのは分かるのだが、登坂車線のあるところだけ急に速くなる車がある。登坂車線が出てくるまでは遅く、登坂車線が現われると急に速くなって、登坂車線が終わるとまた遅くなるのである。
登坂車線のあるところは広くなるので、速度が出しやすくなるということを思いつくが、実情はそれとは少し違うこともありそうに思う。
登坂車線が出てくると、それまでずっと速度を封じられていた車が前方に出ようと加速する。また、遅い車が登坂車線に逃げることでスペースができ、速度を出しやすくなる。そうした要因で登坂車線のあるところは流れが速くなりがちになる。だから、そうしたところでは極端に加速するものだという思い違いを起こす人が出るかもしれない。ひょっとすると、前に行かせまいと妨害するために加速する車もあるかもしれない。そして、そういうものだと勘違いする人もいるかもしれない。
何にせよ登坂車線が現れたからといって逃げるように急に加速する必要はない。また、後ろから速度の速い車が来れば、登坂車線に避けることで進路を譲るのが望ましい。
その一方で登坂車線が終わる前に全力で前方に出ようとする車も見苦しい。
登坂車線のあるところでネズミ捕りをしているのを見たことがあるが、そうしたところで狂ったように加速していく車も見かけるので、大口のお客さんも捕れ、繁盛することだろう。
登坂車線のあるところになると急に加速する車がある。それまで遅い車によって速度が制限されていたのを、通常速度まで加速するというのは分かるのだが、登坂車線のあるところだけ急に速くなる車がある。登坂車線が出てくるまでは遅く、登坂車線が現われると急に速くなって、登坂車線が終わるとまた遅くなるのである。
登坂車線のあるところは広くなるので、速度が出しやすくなるということを思いつくが、実情はそれとは少し違うこともありそうに思う。
登坂車線が出てくると、それまでずっと速度を封じられていた車が前方に出ようと加速する。また、遅い車が登坂車線に逃げることでスペースができ、速度を出しやすくなる。そうした要因で登坂車線のあるところは流れが速くなりがちになる。だから、そうしたところでは極端に加速するものだという思い違いを起こす人が出るかもしれない。ひょっとすると、前に行かせまいと妨害するために加速する車もあるかもしれない。そして、そういうものだと勘違いする人もいるかもしれない。
何にせよ登坂車線が現れたからといって逃げるように急に加速する必要はない。また、後ろから速度の速い車が来れば、登坂車線に避けることで進路を譲るのが望ましい。
その一方で登坂車線が終わる前に全力で前方に出ようとする車も見苦しい。
登坂車線のあるところでネズミ捕りをしているのを見たことがあるが、そうしたところで狂ったように加速していく車も見かけるので、大口のお客さんも捕れ、繁盛することだろう。
過失割合が10:0でも事故になれば面倒
自動車を運転する者は強制保険の他、ほとんどの人が任意保険に加入している。
事故を起こせば過失割合といって事故の責任の程度によって、解決に要する費用の負担割合が決められる。しかし、保険に加入していれば、過失割合に係わらず保険会社が支払ってくれる。
過失割合が小さくて、費用が少なく済むのであれば、あえて保険を使わないという選択肢もある。保険等級が下がって次回からの保険料が上がるのを防ぐためだ。
さらに過失割合が10:0であって、自分の過失がない場合には、費用の負担はない。
費用の負担はないが、精神的な負担はある。ケガでもしたら、いくら医療費を受け取ったとしても割に合わない。
けが人がいなくても事故に巻き込まれれば、警察に連絡し、保険会社に連絡し、自走できない場合は、修理工場まで運搬を依頼し、その後も車を修理する間は、使えないか、代車を使うことになる。車の修理が終われば引取りに行く。そうした手間に対しての費用は支払われない。
いくら過失割合0だと言っても何の得もない。ただただ損なだけなのだ。
相手が全面的に悪くても、保険ですべて弁済するだけだから、相手のダメージも限定的だ。それに相手に感情的な仕置きを求めても、自らに何の実益もない。
自分が悪いか悪くないかに係わらず、事故が起こればマイナスばかりなのである。
信号待ちで停車しているとき、後ろから追突されたなら、過失は追突した車にあるかもしれない。それでも、事故に巻き込まれたなら、面倒がかかるばかりである。
後ろから追突される状況で停止している車が回避できるとは限らないが、あまり強いブレーキでの停車にならないようにするとか、ブラインドコーナーの先で信号待ちする場合に後ろの車のことを考えておくとか、トンネルの中やトンネルを出た直後で停車する場合はテールランプが点灯した状態にしておくとか、始めから追突されないように注意しておきたい。
事故を起こせば過失割合といって事故の責任の程度によって、解決に要する費用の負担割合が決められる。しかし、保険に加入していれば、過失割合に係わらず保険会社が支払ってくれる。
過失割合が小さくて、費用が少なく済むのであれば、あえて保険を使わないという選択肢もある。保険等級が下がって次回からの保険料が上がるのを防ぐためだ。
さらに過失割合が10:0であって、自分の過失がない場合には、費用の負担はない。
費用の負担はないが、精神的な負担はある。ケガでもしたら、いくら医療費を受け取ったとしても割に合わない。
けが人がいなくても事故に巻き込まれれば、警察に連絡し、保険会社に連絡し、自走できない場合は、修理工場まで運搬を依頼し、その後も車を修理する間は、使えないか、代車を使うことになる。車の修理が終われば引取りに行く。そうした手間に対しての費用は支払われない。
いくら過失割合0だと言っても何の得もない。ただただ損なだけなのだ。
相手が全面的に悪くても、保険ですべて弁済するだけだから、相手のダメージも限定的だ。それに相手に感情的な仕置きを求めても、自らに何の実益もない。
自分が悪いか悪くないかに係わらず、事故が起こればマイナスばかりなのである。
信号待ちで停車しているとき、後ろから追突されたなら、過失は追突した車にあるかもしれない。それでも、事故に巻き込まれたなら、面倒がかかるばかりである。
後ろから追突される状況で停止している車が回避できるとは限らないが、あまり強いブレーキでの停車にならないようにするとか、ブラインドコーナーの先で信号待ちする場合に後ろの車のことを考えておくとか、トンネルの中やトンネルを出た直後で停車する場合はテールランプが点灯した状態にしておくとか、始めから追突されないように注意しておきたい。
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