2010年9月3日金曜日

ETCレーンのバーを破壊

高速道路のETCレーンで、ゲートのバーが折られることがあるらしい。ETCカードの挿入を忘れていたり、有効期限が切れていることに気づかず、正常にバーが上がることを見込んで減速せずに通過しようとするドライバーがいるのだ。
最近はバーが開くタイミングをわざと遅くして、強制的に減速させるように対策されている。

バーが開くのを確認してから通過するのと、減速せずに突っ込むのとで、どれほどの違いがあるというのか。
その僅かな時間を節約するからには、サービスエリアでトイレに行くときは走っていくのだろうか。

ゲートが開くことを見越して、あまり減速せずに通過するということが、手馴れたように見えて、上手に見えると思っているのかもしれない。そして、減速して通過する車は、のろまだと思っているのかもしれない。
機械は故障することがあるし、その機械を操作する人間はもっと間違いをおかしやすい。ゲートが確実に開く保証などどこにもないのだ。バクチを打って突撃している姿は、うわべの格好だけを考えた浅はかな行動にしか見えない。

冷静に考えれば、開いていないゲートに一か八かで突っ込むことと、開いたことを確認して通過することのどちらが賢明であるかは誰でも分かる。だが、現実にはゲートの開くタイミングを遅くして強制されないと、それができない人間がいるのだ。
こうしたことからみても、他の多くの運転マナーの悪いことは、強制されるまで、なくなることがないのだろう。

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