2010年7月16日金曜日

相手の立場で考ればトンネルでヘッドライトをつけないのは考えられない

職業柄パソコンの画面を見ることが多いからか、ただの年だからか分からないが、最近、目が悪くなってきている。そうすると車の運転も知らず知らずのうちに支障が出始めるのではないかと、心配になってくる。
先日初めて走る道のトンネル内を走行中、左前の車輪がトンネルの縁石にぶつかり、車が右に弾かれることがあった。ホイールに傷がついた程度で事故にはなっていない。縁石に接触した一番の原因は、トンネル内が暗いため、黒っぽい色の縁石が見えなかったことにある。かなり疲れた状態で運転していたのも良くない。
何もないと思っているところに障害物があるのだから、かなりドキッとさせられる。例えるなら普通に歩いているところで、落とし穴に足を取られるような感覚だ。

ギラついた外光で運転しづらい時にはサングラスをかけて運転することがある。そうした時トンネル内に入れば、暗くなりすぎるのでサングラスを頭の上にずらすようにしている。しかし、短い距離のトンネルや明るいトンネルであれば面倒くさがってサングラスをしたまま運転したくなる人も出てきそうな気がする。そのまま運転していると、サングラスをしていない人には当然見えるであろう障害物が、サングラスをしていた分だけ見えにくくなることもある。視力が低下しているのと変わらない状態である。

以前にも書いたがトンネル内でヘッドライトをつけていない車を見かける。
トンネルを走行中にあらためて見ていて、考えなおしてみると、やはりヘッドライトがついていなければ、少しきっかけがあれば事故になったり、防げる事故を無駄につくることがありそうな気がする。一度、そうしたことを考えながら運転されてみることを勧める。
トンネル内でヘッドライトをつけていても、トンネルを出るより前にヘッドライトを消してしまう車もあるが、特にトンネルの中から出てくる車というのはトンネルの外から見えにくいものだ。車が来ていると分からずに前に飛び出してくる何かがあるかもしれない。こうした時、トンネルの中から外にいる相手が見える立場のドライバーからしたら、非常識に前に飛び出されたように思うが、相手はトンネルの中の車が見えないのだから非常識に思っていない。

視力が低下している人やサングラスをしている人等、他の人からの見え方を考えたとき、たぶんトンネル内ではヘッドライトをしっかりつけておくことが確かではないだろうか。

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