2010年7月23日金曜日

シニアカーや電動アシスト自転車は遅い

お年寄りが乗るシニアカーはあまり速度が出ないようになっているらしい。電動アシストの自転車もアシスト割合に制限があるし、電動キックボード等も色々規制があるようだ。
車を運転する者からするとこうした規制は当然のように思われないだろうか。免許証や自動車を所有していることの優位性から、そうでない者に優越感を感じるとか、自動車を運転する時に少しでも邪魔になる交通は存在しない方が良いというような感情的な話ではない。免許証を取得するために受ける教習所での安全教育や、責任について考えてのことだ。

ほとんどの運転手は一時停止の標示や標識がある箇所では、一時停止をするか、完全に停止しないまでもかなり注意を払うことだろう(完全に停止しないのは本当はどうかという面もあるが今は置いておくことにする)。万一、一時停止をせずに事故を起こせば、当然の社会的責任を負うことになる。
例えばこれを自転車に置き換えた場合は、一時停止なんか完全に眼中になく、まったく確認なしで飛び出してくることが少なくない。車を運転していると、自分の方が注意しているから事故にはならないですんでいるものの、一時停止していなかったら、自転車とまともに衝突するような場面というのはあるのではないかと思う。

教習所等で調教的にトレーニングを受けていないと確認という動作はできないのだ。確認は首を左右に振ったり、さらには減速しなければならない。そうしたちょっとしたことでも放っておけば人は楽をしてしまう。
そう考えたとき免許や保険の不要なシニアカーや電動自転車に規制があるのは当然だと思えてくるのである。

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