2010年7月22日木曜日

センターライン寄りを走る車はへたくそドライバーのサイン

右側のバックミラーを見ると、後ろの車がセンターライン寄りを走っていることがある。
右側に寄って走ることで、二つ以上前の車の様子をうかがいながら走るためだと思われる。
こうした車はやたら落ち着きのないドライバーで、煽り運転気味に車間距離を詰めていることが多い。そうかと思えば、赤信号の停車では2台以上前を見ているのでいち早く減速を察知し、早過ぎるタイミングで減速をはじめて、大きく車間距離を空ける。信号待ちの停車時に車間距離を大きくとれば、最後はトロトロ運転で詰めることになるか、車間距離を多めに開けたまま停車したりする。それでまた、信号が青に変わってもいないのに、空けておいた車間をちょっとずつズルズルと前に進んで詰めたりする。そうやって前に進んだ分は、後ろに並ぶ車もみんな同じように無意味にズルズル前に詰めろというのだろうか。
信号待ちのためにいちいち時間をかけて停車されるのも、後ろの車は長時間にわたって面白くもなんともない超低速走行の道連れにされるだけだ。超低速走行とはいえ、前の車がいつブレーキを踏むとも分からないから、ずっと目を離すこともできないので、なかなか運転から開放されない。
超低速の速度域ではクリープ現象とアクセルを踏むか踏まないかのような微妙なコントロールを要求され、いつでもブレーキを踏めるようにブレーキペダル上空で足を待機させているような、特に疲れる運転を強いられる。
サクッと停車すれば簡単なものをわざわざ神経の使うことをする。早く停めれば、ちょっとの間でも休めるのに、本当に七面倒臭い。
こうしたドライバーは他人の手間を考えた運転をしていないし、一つ一つの動きにメリハリがない。わざわざ仕事量を増やし、何でもないことにてこずっている。

なんとかと煙は高いところに上りたがるというが、センターライン寄りを走って、前方視界を多く得ることで、よりたくさんの情報を仕入れることが前提になる運転方法は、そうでない他の交通との間で隔たりが生じるのに決まっている。実際はそれでも、周囲の交通の立場に立った配慮をできるが、センターライン寄りを走る自分中心のドライバーに、そんな気の利いた頭脳プレーができようもない。

センターライン寄り走る車はへたくそである可能性が高く、こうしたへたくそドライバーのサインは、他にもいろいろあるだろう。余計に疲れるのでなるべくなら近寄らないようにしたい。

1 件のコメント: