2010年8月2日月曜日

渋滞で何回にも分けて止まられると疲れる

渋滞の原因は様々だが、先頭付近がボトルネックになることで起こる。渋滞の先頭付近は遅いながらも流れているだろうが、後方になればなるほどほとんど動かなくなる。動かなくなるほどの渋滞にハマってしまったら、あきらめて腹をくくってしまったほうが気が楽だ。

渋滞で辛いのは進むでも、止まるでもなく、運転から開放されないことだ。特に高速道路の渋滞では、微速で前進し続けることも少なくなく、前の車に追突することがないようにずっと見張っていなければならない。
信号等による渋滞であれば、ちょっとずつ進んだり、止まったりを繰り返すことが多く、休むタイミングがあるだけそちらの方がまだ楽かもしれない。
渋滞は加速と低速巡航と減速、停止をひたすら繰り返す。加速ではブレーキを放し、クリープか、アクセルを踏む、速度を維持し、前の車と適切な車間距離を保ちつつ、前の車が停止すれば、それに合わせて狙った位置に止まるようブレーキ等をコントロールする。何十回とたいしてつまらない作業の繰り返しになる。簡単なこととはいえ、何回もやっていれば疲れてもくる。
こうした中、一回でこの処理ができるものを2回にも3回にも分けて詰められたり、パッと行ってパッと止まれば一瞬なのに微速前進で時間をかけて詰められたり、いったんは止まってしばらくは休めるかと思ったら、また数メートルだけ前に進んだりと、わざわざ疲れることをされることがあって、そうした時に少ない前進であれば放っておいて、後からまとめて詰めるようにすることもできるが、後ろの車がそうした考え方でないドライバーの場合、2つ前の車が前進したのを見ていて、後の車が詰めてくることがある。それも放っておけば良いのだが、察しが悪いドライバーならクラクションを鳴らすこともある。
渋滞の全体的な長さを短くすることを目的とするために、必要以上の車間を空けておかない方が良いが、一回で行けるものを何回にも分けるというのはそれとは別の話である。こまめに詰めないという意味ではなく、一回でやったらいいことを何回にも分ける必要はない。

ただし、合流している渋滞の先頭付近まで迫ってきた場合は、そうも言っていられなくなるほど頻繁に発進と停止を繰り返すことになるので、細かな操作も必要になる。

合流で渋滞する場合というのは車線減少するようなところもそうで、減少する側の車線から減少しない側の車線に進路変更が必要とされる。こうしたところではファスナー合流で交互に合流していくのが普通だ。
減少する側の車線というのは比較的速く流れていることが多い。渋滞で並んでいる車を横目に、わざと速い方の車線を走り、合流点ではファスナー合流で入れてくれる親切を受けようなんて考える人がいるかどうか分からないが、道の先で車線減少することを知らない人がいたならば、あらかじめ車線変更しておくこともできないし、途中で渋滞の列に割って入るのも難しくなって仕方なく減少する車線を走り続けているということもありえる。
仕方なくそうなったのか、わざとそうしたのか区別はつきようもないが、合流時にそうした車を入れないよう意地悪しない方が差し障りないし、結局、それでも何台か後ろには車線変更できるだろうから効果は限定的だろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿