2010年5月28日金曜日

スローインファーストアウト走行

前回ちょっと触れたスローインファーストアウト走行について。
基本的にはカーブに入るときは、速度を落として、カーブを抜けながら加速するのが良いとされている。
スローでイン、ファーストでアウトというのはそういうことである。

ファーストインファーストアウトの方が速いのではないかと考えられる人がいるかもしれない。なるばく速くカーブに入り、カーブの中でもなるべく速く走り、なるべく速くカーブから抜ける。すべてにおいて速く走るので一番速そうに思えるのだが、ファーストで入ってしまうと狙ったラインを走れなくなってしまう。カーブの中で自由に進路をコントロールする余力がないばかりか、曲がりきれなくなって危険なことにもなる。
そこで余裕を残せるようにスピードを落とし気味でカーブに入り、もっともおいしいラインを通って、カーブの中心まで来たら、アクセルを踏み足しながらカーブを抜ける。慣れてくると、ドリフトさせているかのような気持ちで車を操れるようになってくる。

加えて次のカーブを見ながらカーブを曲がるようにすると良い。今、曲がっているカーブをどう抜けて、次のカーブにはどのラインから入れば良いかを事前に知ることができる。
先を見る走り方は始めは意識していないとできないが、分かってくると圧倒的に楽になる。

スローインファーストアウト走行は速いだけでなく、速度を維持できるので燃費がよく、安全である。
ワインディングを走る機会が多い方は、是非こうした走り方をお勧めしたい。

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