2010年6月22日火曜日

駐車場のマナー

スーパーやデパートをはじめ、買い物に車で出かけると、店舗の駐車場に車を停める機会がある。
そうした場所でも、ちょっとした注意点がある。

ジャスコとかダイエーとか、大規模な店舗では数百台という規模の駐車場がある。
警備員さんによる誘導があればよいが、そうでない場合には地面の矢印に従う。たとえ遠回りになっても、矢印を逆走するのはやめた方がいい。万一逆走すると判断してそれを実行するなら、自分のしていることに自覚を持ち、それなりの覚悟をしておいてもらいたい。そうそう事故にはならないだろうが、約束が果たされないとき、混乱は簡単に起こる。いらぬことの原因が誰にあるかは明白だ。

混雑している場合には、先に入った車はなるべく駐車場の奥へ向かうようにする。途中で停めるところを探してノロノロ運転していては、後ろの車すべてがそれに付き合わされる。
たとえ混雑していても、奥の方は大抵ガラガラだ。店舗の入口が少し遠くなるかもしれないが、どれほどの違いも無い。同乗者がいるなら歩いている時間は良いコミュニケーションの機会になるし、ひとりだとしても運動になると考えれば良い。少しでも歩行距離を減らそうとノロノロ運転で入口付近の駐車場所を探す車の中から、肥満体のドライバーや同乗者が出てきたら、こんな分かりやすい話はない。

だが、前の車がノロノロ遅いからといって車間距離を詰めてはならない。そうした車は駐車場所を探しているのだから、スペースを見つけたら、バックして駐車しようとする。その時、後ろに車間距離が無かったら、バックできない。その車の後方の車間感覚もどうか分からないから、少し余裕をもった車間距離を開けておきたい。

駐車スペースを見つけたら、なるべくなら一回で入れることを目指したい。別に何回か出し入れしてもいいのだが、クセにならにようにするためだ。
また、駐車スペースには車を押し入れるのではなく、引き込むつもりで運転する。アクセルを踏んでスペースに押し込むのではなく、車がスペースに入るのを待つような感覚だ。動きだしたら、後は慣性で動き続けるかのように速度を維持し、ハンドルで車の進路をコントロールして、スペースに収める。繰り返しエンジンがウォン、ウォンと音を発しながらバックしていたら、他人からは見ていられないような酷い運転になっているかもしれない。

スーパーで見かける家族の中には、店から出る前に父が先に駐車場から店舗の出口まで車を廻して待っていることがある。それで通路を狭く、見通しを悪くし、スムーズな流れを阻害することもある。
体に障害がある場合や、年齢のこともあるから、あまり厳しいことは言えないが、基本的にはマナー違反だ。
奥さんや子供さんが元気なら、せっかくなので駐車場までの行程も会話や何気ない教育の機会として利用すれば良い。子供に身勝手でずぼらなところを見せてもいい教育効果があるとは思えない。

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